自民党と立憲民主党が夏の参院選に向け、日本維新の会を挟撃している。
21日には岸田文雄首相(自民総裁)と立民の泉健太代表が大阪に入り、維新の本拠地で苦闘中の仲間たちを激励した。
自民の長期政権を支えてきた保守票を奪い、立民から野党第一党奪取を目指す維新の勢いを止める狙いがある。
ただ、自民にとって維新は憲法改正などの必要性を共有する政党でもあり、全面対決には慎重な声も少なくない。

(中略)
立民も維新への警戒を強めている。高槻市内で開かれた会合で、泉氏は「民主主義のとりでという気持ちで一緒に戦っていただきたい」と強調。
参院選に挑む辻元清美元衆院議員も「高槻を大阪維新から防衛する」と述べた。
菅直人元首相も大阪の「特命担当」を名乗って活動を展開し、記者会見で「(維新は)自民よりも右翼的だ」と攻撃している。
この日は大阪で参院選の公認候補を擁立する国民民主党の玉木雄一郎代表も支持を訴えた。

一方、迎え撃つ維新は余裕の構えだ。11日の記者会見で藤田文武幹事長はこう語った。
「維新のような弱小政党をやゆしてくれるのは大変光栄だ」(石崎直人)

(全文はソースにて
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