「次世代のスーパーフード」として近年注目が集まっている昆虫食。
気候変動などの環境問題やウクライナ情勢などを受けた食料不足への懸念が高まる中、近畿地方に住む22歳の現役学生は昆虫食を手に上京した。
小泉進次郎議員ら国会議員に食べてもらい、普及に協力してもらいたいとの考えからだ。小泉氏の反応は。そして学生の思いとは――。

 ◇カイコ、コオロギ、ハエの幼虫…

 5月20日、東京・千代田区の衆院第1議員会館の一室。小泉氏は目の前に差し出されたカイコのサナギを口にした。
満面の笑みを浮かべながらつぶやいたその感想は「オレ、今、食べてるって感じ」。どうやら口の中のカイコのコロリとした存在感をしっかりと感じたようだ。

 このカイコを差し出したのは、奈良市にある近畿大大学院・農学研究科の現役学生で、昆虫食の普及活動を行う清水和輝さん(22)らだ。
環境問題や食料問題の一つの解決策として期待される昆虫食をもっと広めたいと、
環境相や自民党の農林部会長を歴任した小泉氏に協力を求めるため上京。
小泉氏が声をかけた国会議員5人も同席し、その場は昆虫食の試食会となった。

 カイコのサナギとともにずらりと並べられたのは、コオロギ、ハエの幼虫、ハエ目に属する「アメリカミズアブ」の幼虫、セミの幼虫を、乾燥させたり、くん製にしたりしたものだ。
「どうするよ、一緒にルビコン川渡っちゃう?」とお互い苦笑し合い、当初はとまどいを隠せなかった議員らも実際に口にすることでそのおいしさを実感したようだ。
「濃厚で、カリカリとしたかつお節を食べているみたい」。試食会も後半になると、そんな「食レポ」も飛び出した。

(以下略、全文はソースにて)
https://news.yahoo.co.jp/articles/645a0c73328af146c3d1d69305173478a7d2c726
https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/t/amd-img/20220524-00000024-mai-000-1-view.jpg