東京都で、11日、新たに3万1247人が新型コロナウイルスに感染していたことが分かった。先週の木曜日(3万5339人)から4092人減った。これで1日の感染者数としては、6日連続で、前の週の同じ曜日を下回った。

感染者を年代別に見ると、10歳未満が2967人、10代が2783人、20代が5616人、30代が5663人、40代が5462人、50代が4228人、60代が2059人、65歳以上が32368人だった。夏休みになり、10代以下の感染者数が減った一方で、20~50代の感染者の割合が高い。

また、コロナ患者の中で、きょう新たに死亡が報告されたのは60代から90代の男女22人にのぼった。都内の死者数は、最近、20人前後で推移している。重症者や死者の数は、感染流行から、少し遅れて増え始めるとされている。今後も、死者数の増加傾向が懸念される。重症者は40人だった。一方、病床使用率は59.2%で、オミクロン株の特性を踏まえた重症者向けの病床使用率は37.4%にのぼっている。
フジテレビ社会部

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