【ベルリン共同】ロシア産天然ガスの不足による価格高騰に伴い、ドイツでガス料金に上乗せして徴収する賦課金の基準額が15日発表された。欧州メディアによると、平均的な4人家族世帯で年間480ユーロ(約6万5千円)程度の負担増となる。

ガス事業者の団体が同日、賦課金を1キロワット時あたり約0.024ユーロに設定したと発表。調達コストの上昇で経営が悪化したエネルギー企業を救済するため、政府が今年10月から2024年4月までの導入を決めていた。

ドイツでは、海底パイプライン「ノルドストリーム」経由のロシア産ガスの輸送量が供給能力の約2割にとどまっている。

共同通信
2022/8/16 05:16 (JST)
https://nordot.app/932005186452684800