千葉県教育委員会は17日、部下の女性教員に性的な嫌がらせをしたとして、
県立富里特別支援学校の男性教頭(55)を減給3カ月の懲戒処分とした。教頭は同日付で依願退職した。

 県教委によると、教頭は2018~19年度、当時勤務していた別の県立特別支援学校で、部下の女性教員の上半身に両手を回したり、
投げキスをしたりするなどのセクハラ行為をした。今年5月、女性教員から県教委に相談があり、発覚した。

 教頭は県教委に対し、「自分自身でも何でこんなことをしたのか分からない。女性に申し訳ない」などと話しているという。
また、県教委は監督責任として、教頭の当時の上司で、現在は県立八千代特別支援学校に勤める女性校長(60)も戒告の懲戒処分とした。

 一方、県教委は物損事故を起こし、警察に申告しなかった県立高校の男性職員(26)を停職6カ月とした。【山本佳孝】
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