朝日新聞2022年9月28日 17時55分
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千葉県野田市内の休耕地などに市に無許可で土砂を搬入して盛り土をしたとして、千葉県警は28日、ともに「竹内興業」共同代表の男2人を野田市残土条例違反(無許可特定事業)の疑いで逮捕したと発表した。土砂は最大17メートルの高さまで積み上がり、市は勧告や停止命令などを計27回出していたが、同社は応じなかったという。

市残土条例違反容疑 千葉県警が埼玉の土木業の男ら逮捕
 逮捕されたのは、いずれも埼玉県幸手市栄の土木業小沢学容疑者(68)と残土処理業瀬田清行容疑者(66)。県警は認否を明らかにしていない。同条例違反での摘発は初という。

 県警生活経済課によると、2人は2021年9月下旬ごろ~22年5月、野田市木野崎の私有地に、市条例で許可が必要な基準(300平方メートル)以上の土地に市に無許可で土砂を搬入して、盛り土した疑い。

 県と協力して5月にドローンで測量したところ、土砂は広さ約1万1400平方メートルの土地に約8万6千立方メートル搬入されていた。

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