那覇市長に自公系の知念氏 オール沖縄に打撃
2022/10/24 00:24

任期満了に伴う那覇市長選は23日投開票され、岸田文雄政権が推す無所属新人の元副市長、知念覚(さとる)氏(59)=自民、公明推薦=が、玉城デニー沖縄県知事が支援する無所属新人の元県議、翁長雄治(おながたけはる)氏(35)=立民、共産、れいわ、社民、沖縄社大推薦=を破り、初当選を果たした。投票率は47・05%で、前回を1・14ポイント下回った。

(中略)

沖縄は今年、重要選挙が続く〝選挙イヤー〟だが、今回の結果により、辺野古移設問題が争点となった名護市や宜野湾市をはじめ7市長選の全てで自民党系候補がオール沖縄系候補を破る結果となった。

7月の参院選と9月の知事選ではオール沖縄系が勝利したが、有力者の離脱が相次ぎ、組織の立て直しを迫られている。
https://www.sankei.com/article/20221023-SPJQGK6DC5L2HLQEFLMMHTSPGU/