※11/6(日) 6:12配信
乗りものニュース

 本州と四国を結ぶ「四国新幹線」計画は、1973(昭和48)年に国の「基本計画路線」と位置づけられ、各地で新幹線の導入スペースが確保されています。2022年現在、四国では実現へ向けた国への請願活動が行われ、自民党の議員連盟が「財源の議論」に踏み込むなどしているものの、それ以上の具体的な動きには至っていません。

 そうしたなか、淡路島の南端から四国側の徳島県鳴門市を結ぶ「大鳴門橋」の下にある“新幹線が走るかもしれないスペース“が、自転車道として活用される可能性が高まってきました。10月には、徳島県と兵庫県が連携し、2023年度にも事業へ着手する見通しであると報じられています。

 この橋は、瀬戸大橋と同様に「上階は車道、下階は新幹線」という構造で建設され、上階は片側3車線の高速道路(神戸淡路鳴門道)として1985(昭和60)年に開通しました。一方、鉄道については在来線としても検討されたものの、計画は凍結。いまも大半が空きスペースのまま残っている下階はもともと新幹線用だったこともあり、新たにアスファルトの自転車道を整備しても問題はないそうです。

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