アメリカの中間選挙は開票作業が終盤に入りましたが、上院・下院の多数を民主・共和両党のどちらが握るのか、いまだに確定していません。

 (梶川幸司記者報告)
 野党・共和党が大幅にリードするという事前の予想に反して、接戦に持ち込まれています。

 CNNによりますと、定数435議席の下院では日本時間の10日午前5時半現在、野党・共和党が204議席、与党・民主党が187議席を獲得し、どちらも過半数に届いていません。

 記録的なインフレで国民の間にバイデン政権への不満が高まるなか、共和党が大差で勝利するものとみられてきましたが、与党・民主党が激しく追い上げています。

 一方、上院では民主党48議席、共和党49議席となっていて、残り3議席を巡り、どちらが多数を握るのか予断を許さない情勢です。

 バイデン大統領はこの後、まもなくホワイトハウスで記者会見に臨みます。

 選挙結果や今後の政権運営について説明するものとみられます。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8d3b9929d4931d998d55cb299f21e08ec809d231