毎日新聞 2022/12/3 06:00(最終更新 12/3 06:00)

 適量のカフェインを摂取することで、陸上100メートル走のタイムが短縮できることを実際に走って確かめたと、立命館大の研究チームが発表した。
体重1キロあたり6ミリグラムの摂取で、平均タイムが0秒14、速くなったという。論文は米スポーツ医学会誌に掲載された。

 カフェイン摂取による筋力や持久力などの一時的向上は、これまでも多くの研究で指摘されていた。
世界反ドーピング機関(WADA)は2004年まで禁止薬物リストにカフェインを載せていたが、研究チームによると、短距離走を実際に走って効果を確認した例はなかったという。

https://mainichi.jp/articles/20221201/k00/00m/040/120000c