愛媛県の児童相談所が一時保護中の13歳が死亡

https://www3.nhk.or.jp/lnews/matsuyama/20230330/8000015589.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いのでご注意を

おととし、愛媛県の児童相談所が一時保護していた13歳の子どもが、保護された施設で
入浴した際、熱湯でやけどを負って、その後、亡くなっていたことがわかりました。
県は、施設の管理体制に問題があったとして、子どもの遺族に対して謝罪しました。

亡くなったのは松山市のNPO法人「Asanami Work Camp」の運営施設に入所していた当時13歳の子どもです。
愛媛県によりますと、この子どもは、「親が育児に疲弊している」という相談を受けて、おととし12月に
児童相談所が一時保護し、県が委託する「Asanami Work Camp」の運営施設に入所しました。
重度の知的障害があったため、施設での入浴中、職員が付き添っていましたが、
誤って目を離したときに、熱湯で両足の皮膚がただれるほどのやけどを負ったということです。
治療を受けて施設での生活を続けていましたがやけどから9日後、高熱など容体が急変して、病院に搬送されましたが、亡くなりました。

県は、死因について詳細を把握していないとしつつ、「子どもの親からは
やけどによる敗血症で亡くなったと聞いた」と説明しています。
県は、子どもの遺族に対し謝罪したということで、県福祉総合支援センターの菅隆章所長は
「施設の管理体制に問題があったと認識している。大事なお子さんが亡くなる結果となり心からおわび申し上げます」と話しています。

03/30 18:36