ロシアのペスコフ大統領報道官は24日、ロシア軍への反乱を起こした後に中止した民間軍事会社「ワグネル」創設者のエフゲニー・プリゴジン氏について、「捜査は取り下げられ、ベラルーシに行くだろう」と報道陣に話した。インタファクス通信が伝えた。どんな立場で迎えられるのかは分からないとしている。

 プリゴジン氏は23日に反乱を宣言し、ワグネル部隊のモスクワへの進軍を開始した。だが、ベラルーシのルカシェンコ大統領の提案を受け入れ、進軍を停止。部隊は退却を始めた。

 ペスコフ氏によると、ルカシェンコ氏とプリゴジン氏は20年以上の親交があるという。ほかのワグネル戦闘員についても、反乱の罪は問われないとしている。

朝日新聞デジタル
2023年6月25日 5時40分
https://www.asahi.com/articles/ASR6T1S4WR6TUHBI001.html