養殖の魚も「昆虫食」、愛媛大らが昆虫飼育工場を建設へ | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
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2023.08.20

愛媛大学は、以前から昆虫を使った養殖魚用餌の開発を行ってきた。昆虫を1割混ぜた餌で8000匹のマダイを飼育する大規模実験では、従来の餌よりも成長速度が速く、病気になりにくく、味も遜色ないことが確認され、今年春にはそのマダイの販売も始まった。

気候変動や乱獲により天然魚の漁獲量が減ったこの20年ほどで魚の養殖の需要が世界で激増したが、そこで問題になっているのが餌だ。じつは養殖魚の餌はおもにカタクチイワシの魚粉が使われている。結局は天然資源に依存していることに変わりがない。さらにその魚粉は輸入に頼っていて、価格は20年前の4倍程度に高騰したという。これがイワシの乱獲を招く心配もある。そこで魚粉を使わないサステナブルな餌の開発が各方面で行われている。そのひとつが昆虫だ。

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愛媛大学が使っている昆虫は、ミルワームというチャイロコメノゴミムシダマシの幼虫(略)

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(略)

プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000420.000069194.html

文 = 金井哲夫

※省略していますので全文はソース元を参照して下さい。