新型コロナウイルスのPCR検査について、保険適用が始まった。自然、今後は陽性、つまり感染者が一挙に増えることになる。
「一般の人は特に怖れなくていいですが、医師は恐いですよ」
こう本心を吐露するのは、遺伝子治療で博士号を取得し、現在は大阪府内で臨床と研究を行う筆者の旧知の医師だ。
現場の医療従事者が不安を漏らすのも無理はない。
実際に北海道でインフルエンザを疑われた患者を診察した後に、医師が新型コロナに感染していたケースがあった。
インフルの簡易検査キットを使用したのだが、患者は後に新型コロナの陽性者と判ったのだという。
「綿棒を鼻とか喉に突っ込むと、反射的に思い切りくしゃみをする人が多い。医師は、まともに飛沫を浴びます」(同)
「実は、PCR検査が広く行われることによって医療崩壊をもたらす可能性が高いのです」
なぜかといえば、
「院内感染を起こさないシステムを持つ感染症指定医療機関が圧倒的に足りないからです」(同)
彼のクリニックのある大阪府内には六つの指定医療機関があるが、合計で78床だという。ちなみに東京は12機関、118床。
全国でも1871床しかないのが現状だ。
しっかりした防護装備、つまりサージカルマスク、目の覆い、ガウン、手袋などがないと、一瞬の隙に感染してしまう。
病室自体は、外部より気圧を下げた陰圧室なので廊下などへウイルスが漏れる心配はないが、
患者に接するスタッフには危険がつきまとうのだ。
PCR検査で検体を採る医療スタッフだけでなく、検査に従事する者も検体=ウイルスを目の前で扱うという危険がある。
危惧すべきことは、まだある。
今後の検査で、感染者、重症者が増え、医療機関に収容されれば、そちらへ医療リソースが振り向けられる。
さらに、医療スタッフの一人が感染すれば、濃厚接触した同僚たち全員が14日間の自宅待機となる。もうお手上げだ。
結果、コロナ以外の重篤な病気を含め、患者が命を落とす事態になれば、まさに医療崩壊である。
「もし、私が感染したら、濃厚接触者として他の医師たち全員が14日間休まねばならない。
その間、代わりに往診する医師がいないのです」(同)
厄介なのは、その検査の精度についても疑問符がつくことだ。
PCR検査の精度には、陽性を拾う「感度」と陰性を拾う「特異度」という指標がある。
例えば、1万人を検査し、この中に100人の感染者が隠れているとする。
検査で、陽性を95人しか拾わないなら感度95%となる。あとの5人は偽陰性者(実際は陽性)だ。
特異度98%なら感染者100人を除いた9900人のうち、9702人が陰性と出て198人が偽陽性者(実際は陰性)と出る。
この場合、偽陰性者は街へ出て感染を広げ、偽陽性者は入院させられ医療システムに余計な負荷をかけることになる。
聞けば聞くほど、難しい問題だと考えこんでしまう。
実際、今回、ダイヤモンド・プリンセス号の乗客だった男性の場合、2月14日から3月3日までの間、7回PCR検査を受け、
「陽性、陽性、陰性、陽性、陽性、陰性、陰性」になったと報じられている。検査の精度が影響したのか。
先の医師によれば、粘膜採取の綿棒を刺した場所(喉か鼻か)や力の入れ具合によっても陰性か陽性かが変わってくるという。
しかも、これだけ不確実なPCR検査を受けるため、逆に感染の危機に晒される可能性もある。
最近、韓国ソウル市内にあるコールセンターで120人以上の感染者が出た。
すぐに検査が始まったが、ニュース映像ではビル前に張られたテントで検体採取が行われ、それに向かって長蛇の列が出来ている。
これではウイルス保有者からうつされて、さらに感染が拡大する危険性が高い。
その韓国では感染者が8千人を超えた。かの国では広く検査を行ったために、医療機関へ健常者や単なる風邪の人が殺到し、
感染者が爆発的に増加。検査と軽症者診療に人手を割かれ、重症者への適切な治療はぎりぎりの状況と聞く。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200324-00615456-shincho-soci&p=2
★1 2020/04/06(月) 11:32:11.18
前スレ
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1586140331/
「一般の人は特に怖れなくていいですが、医師は恐いですよ」
こう本心を吐露するのは、遺伝子治療で博士号を取得し、現在は大阪府内で臨床と研究を行う筆者の旧知の医師だ。
現場の医療従事者が不安を漏らすのも無理はない。
実際に北海道でインフルエンザを疑われた患者を診察した後に、医師が新型コロナに感染していたケースがあった。
インフルの簡易検査キットを使用したのだが、患者は後に新型コロナの陽性者と判ったのだという。
「綿棒を鼻とか喉に突っ込むと、反射的に思い切りくしゃみをする人が多い。医師は、まともに飛沫を浴びます」(同)
「実は、PCR検査が広く行われることによって医療崩壊をもたらす可能性が高いのです」
なぜかといえば、
「院内感染を起こさないシステムを持つ感染症指定医療機関が圧倒的に足りないからです」(同)
彼のクリニックのある大阪府内には六つの指定医療機関があるが、合計で78床だという。ちなみに東京は12機関、118床。
全国でも1871床しかないのが現状だ。
しっかりした防護装備、つまりサージカルマスク、目の覆い、ガウン、手袋などがないと、一瞬の隙に感染してしまう。
病室自体は、外部より気圧を下げた陰圧室なので廊下などへウイルスが漏れる心配はないが、
患者に接するスタッフには危険がつきまとうのだ。
PCR検査で検体を採る医療スタッフだけでなく、検査に従事する者も検体=ウイルスを目の前で扱うという危険がある。
危惧すべきことは、まだある。
今後の検査で、感染者、重症者が増え、医療機関に収容されれば、そちらへ医療リソースが振り向けられる。
さらに、医療スタッフの一人が感染すれば、濃厚接触した同僚たち全員が14日間の自宅待機となる。もうお手上げだ。
結果、コロナ以外の重篤な病気を含め、患者が命を落とす事態になれば、まさに医療崩壊である。
「もし、私が感染したら、濃厚接触者として他の医師たち全員が14日間休まねばならない。
その間、代わりに往診する医師がいないのです」(同)
厄介なのは、その検査の精度についても疑問符がつくことだ。
PCR検査の精度には、陽性を拾う「感度」と陰性を拾う「特異度」という指標がある。
例えば、1万人を検査し、この中に100人の感染者が隠れているとする。
検査で、陽性を95人しか拾わないなら感度95%となる。あとの5人は偽陰性者(実際は陽性)だ。
特異度98%なら感染者100人を除いた9900人のうち、9702人が陰性と出て198人が偽陽性者(実際は陰性)と出る。
この場合、偽陰性者は街へ出て感染を広げ、偽陽性者は入院させられ医療システムに余計な負荷をかけることになる。
聞けば聞くほど、難しい問題だと考えこんでしまう。
実際、今回、ダイヤモンド・プリンセス号の乗客だった男性の場合、2月14日から3月3日までの間、7回PCR検査を受け、
「陽性、陽性、陰性、陽性、陽性、陰性、陰性」になったと報じられている。検査の精度が影響したのか。
先の医師によれば、粘膜採取の綿棒を刺した場所(喉か鼻か)や力の入れ具合によっても陰性か陽性かが変わってくるという。
しかも、これだけ不確実なPCR検査を受けるため、逆に感染の危機に晒される可能性もある。
最近、韓国ソウル市内にあるコールセンターで120人以上の感染者が出た。
すぐに検査が始まったが、ニュース映像ではビル前に張られたテントで検体採取が行われ、それに向かって長蛇の列が出来ている。
これではウイルス保有者からうつされて、さらに感染が拡大する危険性が高い。
その韓国では感染者が8千人を超えた。かの国では広く検査を行ったために、医療機関へ健常者や単なる風邪の人が殺到し、
感染者が爆発的に増加。検査と軽症者診療に人手を割かれ、重症者への適切な治療はぎりぎりの状況と聞く。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200324-00615456-shincho-soci&p=2
★1 2020/04/06(月) 11:32:11.18
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https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1586140331/