eig35153は、リベット実験を根拠に人間の自由意志を否定する、唯物論者の論理破綻を指摘する
→ https://www.youtube.com/watch?v=wt0itCp99Nw

早速だが是非、自由意志のWikipedia英語版ページ神経科学の項目と、Wikipedia日本語版ページ自由意志の科学項目を
見比べて頂きたい。 英語版ではリベット実験以降に実施された追試実験や論評が掲載されており、そのいくつかは
リベット実験に疑義を持つ記事だ。 しかし日本語版ではリベット実験迄で、それ以降の追試実験や疑義を持つ記事は無い。
それは日本のインチキ唯物学者が自由意志否定に疑義の記事を、日本語版に掲載させぬよう影響を行使している。

リベットは自由意志を調べる実験もしたが、自制に相当する準備電位が脳から発振されないとして自由意志を否定。

リベットは被験者自らが決断し実行する行為に対して、被験者自らの判断でその行為を撤回できるのか、という脳の運動野が準備電位を
発振し始めたら、被験者はそれに対して撤回できるかの実験を行なった。 この時、制止あるいは自制に相当する脳からの準備電位は検出
されないとして、撤回は出来ぬと結論された。 それを根拠として唯物論者は、人間行動を決めるのは意識ではなく無意識の脳だと騒ぐ。

リベット実験の最大の問題点、人間行為の自制や制止の発現は、限定された脳部位や神経系だけで発現するだろうか

人間が自ら決断した行為準備を、自らが制止する自制や撤回の発現は、限定された脳部位や神経系だけで発現するだろうか。
この疑問は当然であり、なぜなら一度決断した行為準備の放棄と自らが制止する自制や制止する基準は、その時代や社会集団
の規則や道徳律に沿い変化するものだから、その自制基準は人間脳の一部分に、生来的に確固として存在しているとはとても
考えられない。 ましてやその生来的な自制衝動が準備電位として測定される筈もない。

eig35153は、唯物論者のリベット実験を根拠にした、人間の自由意志否定の論理破綻を指摘する。

リベット実験を支持する唯物論者は、人間の心で決定された行為意図より約0.5秒前に、脳から準備電位として発振されたその行為は、
人間には拒否あるいは撤回できないと説明するが、上の映像の中にある女子キックボクシングの打撃応酬シーンでは、打撃に熱が
入って夢中になっても、選手は終わりのゴングが鳴ればその都度打ち合いをピタリと止めてコーナーに帰る。 双方の脳の神経
励起は打撃を続行せよと指令を出していた筈だが、脳の神経励起よりもゴングの音を聞くだけで、拒否や自制が優先されるのか。
しかし人間の一般的な行動はこれが普通であり、リベット実験の解釈には大きな欠陥があるように思える。