ちなみに交通事故というのは

・車体重量
・幅
・速度

これらがそれぞれ多く、大きく、速い車両を道路から減らせば減らすほど社会全体の重大事故を激減できるというのは統計でも示されている。
そういう意味ではノルウェーのオスロがやっているマイカー=自家用自動車の違法化、禁止化、自転車と公共交通優遇は極めて合理的。
それゆえロンドンもパリも上記のオスロも自動車を規制強化、課税強化で減らして自転車を増やす政策を推進しているほど。

自動車を減らして自転車を増やすと重大事故が激減するのは世界中の統計でも明らかなので、自転車は相対的に他の乗り物より遥かに総合的な安全指数が優れているということになる。

http://www.nikkansports.com/general/news/1797152.html
>(昨年一年間の交通事故死者の)事故時の状況をみると、歩行中が1638人で3割以上を占め、乗用車乗車中の1042人、自転車乗車中の709人と続いた。
無駄な自動車、たとえば自家用自動車のマイカーを積極的に減らせば自動車車内での死者も歩行者の死亡も自転車や自動二輪の死亡もすべて激減させることができる。
交通統計を見るとクルマ離れでもっとも安全面での恩恵を授かれるのは歩行者(歩行者がもっとも自動車に加害されているため。これは歩道でも横断歩道でも例外無し。)
http://d.hatena.ne.jp/delalte/20111021/1319158025
上記にある通り、歩行者の死者数は年間1638件であるが、これらのほぼ全ては自動車からの加害が元凶。
そして自転車との衝突による死は年間2〜5件で餅を喉に詰まらせての死亡より少ない=歩行者にとって自転車は餅より安全。

自動車の車内での死亡も自動車からの加害が大半を占める=自動車が減れば車内での死者数も減る。車外の死者数も。クルマ(自動車)離れは車内外の重大事故離れ。

また、自動車への規制強化や課税強化はコンパクトシティ化の時代に合っている。コンパクトシティ化=クルマを運転せずとも自転車や公共交通で暮らしやすい街づくり であるが為。

そして歩行者死亡における加害車両のほとんどは自動車(そして交通刑務所懲役者のほぼ100%は自動車運転手で、凶悪犯としての実名報道も多い)。
http://anond.hatelabo.jp/20170326003616
だからこそ自動車から自転車への乗り換えが地域全体の交通安全を高めるとして各国で自動車を減らして自転車増やそう政策が進んでいる。
人々の移動手段が徒歩、自転車、公共交通の時代、今より遥かに重大事故は少なかった。つまり、交通安全を考えれば、そういう社会にしていくのが正解ということになるね。

ノルウェーの首都オスロも自家用自動車禁止に。
http://getnews.jp/archives/1589546
そして国民の電動アシスト自転車購入を多額の補助金でサポートして自転車の活用拡大を推進するとのこと。

オスロは「電動自転車」の街へ。購入者に最高約7万円プレゼントするほどに自転車活用拡大推進に本気腰。
http://www.huffingtonpost.jp/asaki-abumi/oslo-bicycle_b_8848840.html
脱・自動車依存社会 ドイツの取り組み 高齢化も見据え交通網整備、主役のひとつは自転車
http://blog.livedoor.jp/trike_shop/archives/1773205.html
オランダが世界有数の自転車先進国になった歴史が6分ほどにまとめられたビデオ
https://www.youtube.com/watch?v=XuBdf9jYj7o
ざっくり解説↓ かつてはオランダも自動車乱用による大気汚染、重大事故頻発、騒音公害や渋滞に苦しんでいた。それを自転車活用推進で解決した。
https://www.facebook.com/cycletokyo/posts/10151980064083786
自動車を抑制、減少させて自転車を増やすと重大事故が減るというのは、日本の交通統計でも同様であり欧州でも同様。
http://one-europe.net/eurographics/europeans-are-good-bicycle-travellers

自転車活用の推進で環境や交通渋滞、交通事故の大幅削減に成功したオランダ
http://gigazine.net/news/20130812-cycling-popular-in-netherland/

自転車は人にやさしく、自動車から自転車への乗り換えが重大事故も公害も渋滞も減らし地域の公益を向上させるからこそ、オランダもロンドンもパリも他多数の先進諸外国の特に都市部ほど、自転車活用拡大推進の政策を進み続けている。
東京も自転車の活用をどんどん増やそうと自転車インフラ整備を進めている。
中国でさえ公害対策で自動車規制強化、自転車シェアリング推進で自動車(及び排ガス騒音を撒き散らす乗り物全般)を減らし、排ガスも騒音も出さない自転車等を増やして人にやさしい都市環境を取り戻そうとしているほど。