防衛省は18日、女性自衛官に陸上自衛隊の普通科中隊、
戦車中隊などへの配置を開放し、全自衛隊で配置制限を事実上撤廃すると発表した。


 女性活躍推進に向けた取り組みの一環で、
約6%にとどまる女性自衛官の比率倍増を目指す。


 防衛省によると、全自衛官約23万人のうち、女性自衛官は約1万4000人。
直接戦闘職域や肉体的負荷の大きい職域で配置を制限してきたが、
機会均等の観点から段階的に門戸を広げ、
昨年は陸自の対戦車ヘリコプター隊や海上自衛隊のミサイル艇などへの女性配置を解禁した。


 今回の見直しで配置制限は、ほぼ撤廃される。
ただ、海自の潜水艦隊員や陸自の特殊武器防護隊など3職域は、
プライバシーや母性保護を理由に対象から外した。


Yahoo!ニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170418-00000024-jij-pol