【4月18日 AFP】オーストラリア南西部のワイリー湾(Wylie Bay)近くで17日夕、サーフィンをしていた少女(17)がサメに襲われて死亡した。地元当局が18日明らかにした。襲われる一部始終は両親も目撃していたという。

 少女は当時、父親と一緒にサーフィンをしていた。襲われて水中から引き揚げられたときには片脚を失っており、激しく出血していた。その後、ウエスタンオーストラリア(Western Australia)州エスペランス(Esperance)の病院に緊急搬送された。

 少女の母親と妹2人が襲撃の様子をビーチから目撃し、救急隊に通報した。

 地元紙ウエストオーストラリアン(West Australian)は「襲撃があった当時、父親は少し離れた場所にいた。少女がサメによって水中に引きずり込まれる前に彼女の叫び声を聞いていた」と伝えている。

 少女が再び水面に上がってくると、父親はパドリングをして助けにいき、若者の助けを借りて岸に揚げたという。

 地元当局はワイリー湾のビーチを当面閉鎖し、海に入らないよう呼び掛けた。18日にパトロールを行う予定という。(c)AFP

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