兵庫県立大西はりま天文台(同県佐用町)は19日、地球に接近中の小惑星「2014 JO25」が約180万キロまで近づいた際の撮影に成功したと発表した。

同天文台によると、小惑星はピーナツ状で、最も長い部分で約650メートル。
数百メートル級の小惑星は数が少なく、200万キロ以内まで近づくのは十数年に1度の確率という。

地球への最接近は計算上、19日午後9時25分ごろとされる。その後は地球から遠ざかる。
この小惑星では、少なくとも過去400年間で最も地球に近づいたとみられる。

撮影したのは「なゆた望遠鏡」で、国内最大となる口径2メートルの鏡を持つ。19日午後7時15分ごろに撮影した。
同天文台は「この小惑星は普段は地球から遠くにあり、暗くて写真には写らない。今回は形状を観測する絶好の機会だ」としている。

兵庫県立大西はりま天文台が撮影した小惑星「2014 JO25」(円内)=19日午後7時15分ごろ
http://www.sankei.com/west/photos/170419/wst1704190093-p1.html

配信 2017.4.19 22:56更新

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http://www.sankei.com/west/news/170419/wst1704190093-n1.html

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