神戸学院大経営学部(神戸市中央区)で、男性教員が、同僚に「論文を書け」と強要するなど、教員間でパワーハラスメントがあったとして、
男性教員を減給10分の1(1カ月)の懲戒処分にしたことが19日、同大への取材で分かった。処分は3月18日付。

同大によると、男性教員は2015年10月、学内で有志による研究会を開こうとした同僚から相談を受けた際、「君にはマネジメント能力がない」などと中傷。
さらに、同年11月には、別の同僚に対し「論文を書け」「論文の計画書を出せ」などと再三、強要したという。男性教員は「よかれと思って言った」と反省しているという。

また、双方のハラスメント行為で同様の内容を言ったとして、別の男性教員も訓戒処分とした。学内のハラスメント委員会に申し立てがあり、調査していたという。(井上 駿)

配信 2017/4/19 20:22

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