首里城公園(那覇市)の守礼(しゅれい)門などに油のような液体がかけられた事件で、警視庁が明治神宮(東京都渋谷区)に液体をまいたとして建造物損壊容疑などで指名手配した中国人の女2人と特徴の似た2人組が、公園の防犯カメラに映っていたことが沖縄県警への取材でわかった。

 県警は、この2人が油をまいた可能性もあるとみて、慎重に調べている。

 これまでの調べで、中国人の女2人は3月27〜30日、沖縄県内に滞在したことが判明している。2人と似た人物は同28日、カメラに映っていたという。2人はすでに出国している。

 那覇市では、国指定重要文化財「旧崇元寺(そうげんじ)第一門」にも油のようなものがまかれる事件が発生しており、県警が関連を調べている。

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