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【5月17日 時事通信社】トランプ米大統領が同盟国から得た機密情報をロシアのラブロフ外相に漏えいした疑惑で、米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は16日、この同盟国がイスラエルだったと報じた。22日からのトランプ氏のイスラエル訪問を前に、安全保障や情報活動でのイスラエルとの緊密な協力関係に打撃となる可能性もある。

 この機密情報は、過激派組織「イスラム国」(IS)によるノートパソコンを使った航空機テロ計画の情報だったとされる。トランプ氏は16日、疑惑に関する記者団の質問に初めて応じ、「(ラブロフ氏と)素晴らしい会談を行った」と述べ、会談での発言に問題はなかったと強調した。

 スパイサー大統領報道官はタイムズ紙の報道について「この種の議論には立ち入らない」とコメントを避けた。(c)時事通信社

2017/05/17 05:49(イスラエル)