春日部消防署の男性消防士(25)が昨年9月に公然わいせつ容疑で逮捕され、
停職3カ月の懲戒処分から復帰した後の今年4月、住居侵入容疑で再び逮捕された。

春日部市は17日、消防士を停職4カ月の懲戒処分にしたと発表、
「業務上の過失はない」として管理責任は問わなかった。消防士は同日付で依願退職した。

消防士は昨年9月、さいたま市岩槻区内の路上で下半身を露出し、逮捕された。
春日部市は同12月、停職3カ月の懲戒処分にした。
消防士は今年3月19日に復帰したが、消火活動には従事していなかった。

消防士は復職から約1カ月後の4月14日、さいたま市岩槻区の住宅敷地内に侵入し、再び逮捕された。
消防士は「他人の敷地内で全裸になっている自分を想像したかった」と話したという。

市は5月12日、部長級職員が組織する「職員懲戒等審査委員会」で処分を検討。
短期間に2度逮捕されたことを考慮し、停職4カ月の懲戒処分を決定した。
犯行が非番の日に行われたとし、管理責任を問わなかった。

消防士の勤務態度について、市は「職場では真面目に勤務していた」としている。

http://www.saitama-np.co.jp/news/2017/05/18/03_.html