アイガモ農法に使うアイガモのヒナの出荷がピークを迎えている。
大阪府松原市のカモ肉卸・販売会社「ツムラ」の孵化(ふか)場では約1500羽のヒナが元気な鳴き声を上げ、活躍のときを待っていた。

同農法は、水田に放ったアイガモが雑草や害虫を食べることで除草などの負担が減り、フンは肥料になるため、無農薬や減農薬栽培にも役立つ。

同社では、田植えが始まる時期に合わせて孵化させていて、6月中旬までに約4500羽を京阪神を中心にJAや個人農家に出荷する予定だという。
津村佳彦社長は「安全な食べ物が食べられるようにカモも人も頑張って」と話していた。(小林一茂)

孵化(ふか)場で育ったアイガモのヒナ=22日午前、大阪府松原市
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20170522000846_comm.jpg
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20170522000856_comm.jpg
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20170522000853_comm.jpg

配信 2017年5月22日13時28分

朝日新聞デジタル
http://www.asahi.com/articles/ASK5Q3CPNK5QPQIP00C.html