タオルミナ(イタリア南部シチリア島)=杉本康士】安倍晋三首相は27日午前(日本時間27日夜)、
タオルミナ市内で国連のグテレス事務総長と会談し、慰安婦問題に関する日韓合意について
日韓双方が履行することの重要性を強調した。

グテレス氏は合意に

「賛意」と「歓迎」

を表明した。首相がグテレス氏と会談するのは今年1月の事務総長就任後、初めて。
首相は、日本政府が国際組織犯罪防止条約締結に向け「テロ等準備罪」を新設する組織犯罪処罰法改正案の今国会成立を目指していることを説明。

グテレス氏は改正案を批判した国連特別報告者のケナタッチ氏について

「特別報告者は国連とは別の個人の資格で活動しており、その主張は必ずしも国連の総意を反映するものではない」

と述べた。

 
http://www.sankei.com/politics/news/170527/plt1705270030-n1.html