>>566
別に怖くはない
元々決まったルール上のパターンに過ぎない
その中で状況に応じて、より有効なパターンを検索する能力だから

データベースの検索を連想して欲しい
データベース内の特定のデータを抽出するのに、
計算機は人間ほど時間を掛けなくて済む
囲碁の場合、そのデータベース検索のパターンがよくわからなかった
これを人工知能を使って作り出していくようになって来ているというだけの話

計算機の一番得意なのは、こういうマクロデータの分析作業
以前は人間が統計学の数式にデータを当てはめて、
一般的な傾向をつかむようなことをしていたが、
それがより現実的なパターン分析に掛けられるようになって来た

つまり、統計学の延長上にあると考えると分かりやすい
人間の場合、どうしても主観的なバイアスが掛かってしまう
たとえば、「俺の妻がこのまま死んでしまうわけがない」と考えたり
そのため医者などの専門家に客観的に判断させる必要があるわけだ
もちろん医者にもバイアスはあるが、医者は専門的な知識と訓練によって、
統計的な分析を使って、ある程度客観的な決断を下せるようになっている

AIはこういった作業の精度を高めるために、
より客観的かつ精度の高いデータ分析を可能にしようとしている
人間の思い込みが入りにくくなる分、精度が高まるという面がある