イラクの首都バグダッドで30日、爆弾テロが相次ぎ、あわせて31人が死亡しました。いずれの爆発についても過激派組織「イスラム国」が犯行声明を出しています。

バグダッド中心部にあるアイスクリーム店の近くで30日未明、車が突然爆発し、AP通信によりますと、17人が死亡、32人が負傷しました。
イスラム圏ではイスラム教の断食月・ラマダンに入っていて、店は日中の断食を終えた大勢の人たちでにぎわっていたということです。

また、この数時間後、同じく市の中心部にある政府の建物近くでも車が爆発。14人が死亡、少なくとも37人が負傷しました。

2つの爆発について過激派組織「イスラム国」がイスラム教シーア派の人たちを狙った自爆攻撃だとする犯行声明を出しています。

配信 2017年5月31日
TBSニュース
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3066832.htm