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2017/05/31(水) 14:56:10.66ID:CAP_USER9計画を進めているのは、同市上田町の宗片康修さん(77)。福山市で食品販売会社を経営していたが、引退後、10年ほど前から三次市に移り住んで農業を始めた。3年前、太陽光発電の売り上げを奨学金にできないかと思い立ち、同市三和町に約千平方メートルの土地を借りて今年4月、施設が完成した。
中国電力と20年間の売電契約を結んでおり、売り上げは年間100万円あまりになる見込み。建設費などに約1400万円を投資したが、減価償却分は計算せず、2千万円あまりになると見込まれる20年分の売り上げの大部分を奨学金に充てたいとしている。
奨学金の支給対象は、宗片さんが暮らす上田町から進学する学生で、1人あたりの総支給額は月額4万円を4年分として200万円弱を想定。「借金を返す心がけや努力は人格形成に役立つ」との考えから、返済を求める形の奨学金にしたいという。
宗片さんは、この奨学金制度を自身の死後に発足する「遺産」としたい考え。手続きなどは今後、検討を進めるとしている。
2017.5.31 14:19 産経新聞
http://www.sankei.com/smp/west/news/170531/wst1705310061-s1.html
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