大阪市民の反対が多い理由の一つは、これまで橋下のやってきた施策が
「最初はメリットだけを強調し、素晴らしい案のように見せるが、ふたを開けてみたら大失敗」
というケースがあまりにも多いからだ。

[大阪府庁舎のWTC移転]
WTC移転のほうが低コスト→地震の被害にあい、コストだけがかかる無用の長物に

[水道事業移転]
二重行政の象徴で統合でコスト削減→重複している部分はほとんどなく、コスト削減につながらず

[公募校長・公募区長]
民間の優秀な人材に公務員組織を率いてもらう→経歴詐称やセクハラなど民間でも通用しない「人材」だらけ

[交通局局長]
京福電鉄のリーダーに交通局を改革してもらう→1000件近くの随意契約や身内優遇の「公募」など利権まみれ

「大阪都」構想のメリットだけを強調されても、それを鵜呑みにできないのは
橋下の「実績」から見れば当然の結果。