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2017/06/14(水) 20:57:53.06ID:CAP_USER9Hazardlab:2017年06月14日 11時32分
http://sp.hazardlab.jp/know/topics/detail/2/0/20632.html
http://sp.hazardlab.jp/contents/post_info/2/0/6/20632/zu1.jpg
空気を噴射して、まるで鎌首をもたげるヘビのようにガレキを乗り越えるヘビ型探査ロボ(東北大提供)
東北大学などの研究チームは、倒壊した建物の下敷きになった犠牲者を探すために、空気を噴射してガレキを乗り越える世界初のヘビ型ロボットを開発した。
従来のスコープカメラが苦手としていた高い障害物や高低差のある場所を難なく乗り越え、高い位置から被災現場を広く見渡すことで、内部状況の把握がしやすいという。
昨年4月の熊本地震では、倒壊した建物内に取り残された犠牲者の発見と救助が大きな課題となった。
東北大学の田所諭教授と八戸工業高校専門学校の圓山重直(まるやま・しげなお)校長らのグループは、今までガレキの中をはうことしかできなかったヘビ型ロボットに空気噴射による浮上機能を搭載し、がれきや段差を飛び越えたり、飛び上がって広く見渡すことができる技術を開発。
このロボットは、直径約5センチ、全長8メートル、重さ約3キロで、表面はナイロン製の細かい毛でびっしりと覆われている。
この繊毛を、内部に搭載しているモーターで細かく振動させることで進み、狭い場所でもヘビのように自在に移動できる。
今回新たに取り付けた空気噴射機能は、左右や垂直、後ろ向きと方向を素早く変えることができるうえ、鎌首をもたげたヘビのように、高さ20センチ程度までなら、空中で安定して浮上し続けることもできるようになった。
災害現場での探索をはじめ、東京電力福島第一原発事故の原子炉格納容器内のガレキ内調査などで活躍が期待されている。
http://sp.hazardlab.jp/contents/post_info/2/0/6/20632/zu.jpg
先端を高く持ち上げることで、内部状況の把握もしやすくなるという(東北大)
http://sp.hazardlab.jp/contents/post_info/2/0/6/20632/pm_tadokoro.jpg
開発した東北大の田所教授
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