0001コモドドラゴン ★
2017/06/28(水) 10:59:34.70ID:CAP_USER9トルコの教育者は、進化論が十代の若者にとって複雑すぎるため、教えるのは大学で科学を履修してからにするべきと主張。これを受けて、2019年度から生物の教科書には進化論が載らないことになった。
「まだその問題の科学的背景を理解できない年齢の学生のために、賛否両論ある題材を除外することにしました。9年生の生物の授業では『種の起源』が教えられず、教えられるのは大学生になってからになります」と教育省のアルパスラン・ドゥルムス氏は説明する。
新しい教育要綱はトルコ社会の「地域的・国家的価値観」を反映したものとなる。本決定は同国の大統領のお墨付きでもある。
「我々の価値観に不適切な要素は取り除きます」とドゥルムス氏。
同氏はさらに現在は必修科目である「宗教と道徳」の授業も、1年生、5年生、9年生で選択科目にすることを指摘する。
なお今回の決定は、この問題について大いなる議論の末に下された。1月以降、大学や学会関係者は進化論を5年生から教えるべきだと主張してきた。
【イスラム圏でも国により進化論の扱いが異なる】
1859年に『種の起源』で提唱された進化論は、生物は自然選択を通じて身体的・行動的特徴を継承させて進化すると論じる。
中東や北アフリカ諸国の大半では、進化論と創造論(天地創造説)が並行して教えられる。サウジアラビアのような最も極端な例では、冒涜的な理論であるとして、ごく簡単な言及以外、きちんと教えられないこともある。他方、イランのように必修科目として5年生から生物の授業で教える国もある。
『Islamic Theological Views on Darwinian Evolution(ダーウィン進化論についてのイスラム神学の見解)』という論文では、受容と拒絶を巡ってイスラム学者が真っ二つに割れた。
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6/28 9:00 カラパイア