給与引き下げで昇進試験希望増

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/2064474031.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

管理職よりも一般職の方が給与が多いという逆転現象が職員の昇進意欲の妨げになっているとして、
一般職の基本給を引き下げた大津市は、その後、管理職への昇進試験の受験希望者が
前の年の1.5倍になったことを明らかにしました。

大津市の職員の給与は、平成27年度、残業手当が支給される一般職の主幹級の年収が、
残業手当のない管理職の課長補佐級の年収を最大で280万円余り上回っていました。
市は、管理職よりも一般職の方が給与が多いという逆転現象が職員の昇進意欲の妨げになっているとして、
今年度から一般職の基本給を年収にして最大60万円余り引き下げました。

これに関連し、大津市の越市長は6日の記者会見で、給与の引き下げのあと初めてとなる、
来月から行う管理職の昇進試験に申し込んだ職員が90人に達し、
前の年の1.5倍になったことを明らかにしました。
越市長は、
「反対意見もあったが、責任に応じた給与体系に変えた。
昇進意欲の向上にとても効果があった」
と述べ、給与の引き下げが組織の活性化につながったという考えを示しました。

07/06 17:17