https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170707-00000523-tokaiv-l23

事故の1割削減を目指していた名古屋市営バスの昨年度の事故件数が、
去年とほぼ横ばいの528件だったことがわかりました。

名古屋市交通局では、市バスの交通事故の件数を一昨年度の527件から
1割減らすことを目標に運転士の研修など安全対策に取り組みましたが、
結果として1件多い528件の交通事故が起きました。

安全確保のため、先行車から車間距離をとって走行するよう指導していますが、
間に割り込まれてブレーキをかけた際に車内の乗客が転倒してケガをする
ケースが増えているということです。

このほか、バスターミナルなど構内での事故件数や車両故障も目標値まで
減らせませんでした。

一方、地下鉄も、列車や駅構内での事故ゼロと輸送障害ゼロを目指していましたが、
藤が丘駅で列車を降りた客がホーム柵に触れて転倒してケガをするなど、
3件の事故と2件の輸送障害があり、目標を達成できませんでした。

名古屋市交通局では、今年度も昨年度と同様の目標を掲げ、安全性の向上に
取り組みたいとしています。