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伝統的な味わいの欧州産か、安くておいしいチリ産か、高品質の日本ワインか――。ワイン好きにはうれしい悲鳴といえそうだが、インターネットには

“「チリワイン、安いうえに旨いんだから最強だろw」
「ボトル100円安くなっても、フランス産がチリに勝つのは難しいと思うよ」
「うれしい。ボジョレーに期待したい!」
「最近、『日本ワイン』が欧米でも飲まれてるって聞いたけど、日本から輸出するワインももっと売れるってことかな?」
「1000円出せば、国産飲めますよ。毎晩1本。安くて美味いです!」

といった声が。 

メルシャンの代野照幸社長は、「関税が撤廃されることで、日本のワイン市場全体が広がる可能性があるのは好ましいこと。ただ、その半面、中小ワイナリーへの影響が懸念されます」という。
そのうえで、「当社は引き続き、ぶどう畑の拡大や日本ワインならではの繊細で洗練された味わいの高品質なワインを造り、国内外の評価を高めていきたい」とコメントした。