朝の出勤時間をずらすなどして通勤ラッシュを緩和する「時差ビズ」のキャンペーンが11〜25日、東京都内を中心に実施される。

 鉄道各社が早朝時間帯に臨時電車を走らせるなど、約230の民間企業や自治体が協力する。自宅など会社外で働く「テレワーク」や勤務時間を柔軟に決められる「フレックスタイム」の導入などを促すのが目的だ。

 時差ビズは、「満員電車ゼロ」を掲げる小池百合子知事が提唱した。これを受け、都は今年4月から、出勤時刻を午前7〜11時の9種類まで認めた。テレワークも導入し、これまで子育て中の職員ら約30人が在宅勤務を経験した。都はキャンペーン期間中、食堂の開始を早めるなどして、職員の早朝出勤を促す。

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http://yomiuri.co.jp/economy/20170709-OYT1T50028.html