産経ニュース、2017.7.9 23:11更新
http://www.sankei.com/politics/news/170709/plt1707090029-n1.html

 自民党を離党した若狭勝衆院議員(無所属)は9日のフジテレビ系番組「新報道2001」で、東京都の小池百合子知事が実質的に率いる「都民ファーストの会」の国政進出について「国政新党がつくられていくのは自然な流れだ」と述べた。

 一方、自民党の中谷元・前防衛相は同番組で、安倍晋三首相(党総裁)が調整する内閣改造に関し「大胆に人事を刷新すべきだ」と述べ、首相側近の偏重人事は避けるべきだとの考えを示した。

 −−都民ファーストの会の国政進出の可能性は

 若狭氏「今の時点で青写真があるわけではないが、国政新党がつくられていくのは都議選の結果を踏まえて自然な流れだ」

 −−すぐ新党をつくることはないのか

 若狭氏「小池知事がすぐに先頭に立ってつくることはないと思う。ただ、少なくとも年内に国政新党への動きが出てくることは十分にあり得る」

 −−憲法改正をめぐり安倍首相と小池氏が連携することは

 若狭氏「あえて対立構造をつくるわけはない。ただ二大政党をつくるというのがベースにはある」

 中谷氏「秋の臨時国会を目指し(党改憲案づくりを)やっている。そこを政局に絡めてどうこう考えるべきではない」