都の「国際金融都市・東京のあり方懇談会」が11日開かれ、都が6月に発表した国際金融都市構想の骨子が報告された。

小池百合子知事は、6月に行った外資系金融機関CEOらとの意見交換会で、外国の人材が活躍できる生活環境の整備に向け、
同性愛など性的少数者(LGBT)への対応を充実させるべきだとの意見が出されたことを念頭に、「(LGBTを)都が受け入れる概念を入れるべきだ」と述べ、今秋にまとめる最終的な構想に加える考えを示した。

骨子は昨年11月に設置された懇談会の中間とりまとめを受けて作成されたもので、都税の法人2税の軽減を検討することや、金融庁と連携して新規参入に伴う登録や申請手続きの迅速化を図ることなどが盛り込まれた。

配信 2017.7.12 07:01更新
産経ニュース
http://www.sankei.com/region/news/170712/rgn1707120062-n1.html