まるで、ガンダムに登場するロボット「ハロ」――。
国際宇宙ステーション(ISS)の中を飛び回り、宇宙飛行士の代わりに画像を撮影するボール形ロボットの試験を始めたと、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が14日、発表した。

ロボットは「Int―Ball(イントボール)」と名付けられ、直径約15センチ、重さ約1キロの球形。
筑波宇宙センター(茨城県つくば市)から遠隔で操作し、機体表面にある12個の穴から空気を噴出してISSの日本実験棟「きぼう」内を移動する。
二つの目のような部分の間にあるカメラを使い、実験や機器の点検用の画像を撮影する。

開発費は約2千万円で、東京大などと協力し、3Dプリンターで製作した。
今年6月、米国のドラゴン補給船で、2機がISSに運ばれた。

写真:国際宇宙ステーションで試験を始めた「イントボール」(JAXA・NASA提供)
https://amd.c.yimg.jp/amd/20170714-00000096-asahi-000-4-view.jpg
http://www.asahicom.jp/articles/images/AS20170714003679_comm.jpg
http://www.asahicom.jp/articles/images/AS20170714003654_comm.jpg

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170714-00000096-asahi-soci