運賃先決めタクシー 実証実験へ

http://www3.nhk.or.jp/lnews/shutoken/1005552211.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

国土交通省は、外国人観光客などでも、安心してタクシーを利用できるよう、
あらかじめ目的地までの運賃が示されるタクシーの実証実験を、8月から都内で始めると正式に発表しました。

これは石井国土交通大臣が28日の閣議のあとの記者会見で明らかにしました。
それによりますと、国土交通省は都内のタクシー会社と連携して、来月から2か月間、
東京23区と武蔵野市、三鷹市で4600台あまりを対象に、あらかじめ
目的地までの運賃が示されるタクシーの実証実験を行います。

実験はタクシーを配車するスマートフォンのアプリで乗車場所と目的地を入力すると、
運賃が示され、金額に納得して申し込みをすれば配車される仕組みです。
渋滞があっても値上がりすることがないため、外国人観光客など
土地勘のない人でもタクシーの利用がしやすくなるほか、利用が広がれば
空車での走行が減ることも見込まれ、タクシー業界の生産性の向上も期待されています。

これについて石井大臣は
「メーターを気にしなくても済むので、お客さんに
タクシー利用のハードルを下げてもらえるようになればよいと思う」
と述べました。

07/28 13:24