明治安田生命保険が今年の夏休みに使うお金について調査したところ、平均額は8万1380円で、前年(8万4332円)を3・5%下回った。減少は2年連続。女性の平均額が大きく減り、2006年調査以来、11年ぶりに男性の平均額を下回った。

 全国の20〜59歳の男女1093人にインターネットで尋ねた。男女別の平均額は、男性が8万2723円で前年より680円増えた一方、女性は8万29円で6596円減った。同社の小玉祐一チーフエコノミストは「将来への不安感から、家計をにぎる女性が財布のひもを引き締めている」と分析している。

夏のボーナスが「増えた」人は、前年より2・3ポイント低い10・9%にとどまった。夏休みの過ごし方は、「自宅でゆっくり」(74・6%)、「国内旅行」(35・6%)、「帰省」(25・9%)と続いた。
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