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興浜北線と興浜南線の廃線が決まった時、私は黙っていた、
私は興浜北線と興浜南線の利用者ではなかったから。

湧網線を廃止した時、私は黙っていた、
私は湧網線の利用者ではなかったから。

名寄本線の廃線が決まった時、私は黙っていた、
私は名寄本線の利用者ではなかったから。

ふるさと銀河線の廃線が決まった時、私は黙っていた、
私はふるさと銀河線の利用者などではなかったから。

そして、石北本線の廃線が考え出された時、北見のために協力してくれる者は、誰一人残っていなかった。