国内最大の恐竜の全身骨格化石が発見された北海道むかわ町で5日、古生物を慰霊する「恐竜追悼式」が行われた。

民間団体「恐竜ワールドセンター」が「地中で長い間眠っていた化石に鎮魂の祈りをささげたい」と初めて企画。町内のつつじ山公園に特設された祭壇には、首長竜の化石標本やアンモナイトの化石がまつられ、約50人の参列者は「生きた化石」と言われるメタセコイアの枝を献木した。

 参列した竹中喜之町長は「太古の地球から贈られた海と陸の化石に感謝と畏敬の念を表したい」と、しんみりと話していた。
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