大手製薬会社「ゼリア新薬」の新入社員の男性が、新入社員研修中のパワハラなどが原因で自殺したとして、遺族が、ゼリア新薬などを相手取り、損害賠償を求める裁判を起こした。

自殺したのは、当時22歳だったゼリア新薬の新入社員の男性で、2013年5月、新入社員研修中に精神疾患になり、帰宅途中に自殺し、労災認定を受けた。

研修で男性は、講師から同期の前で過去のいじめについて告白するよう強要されたり、「吃音(きつおん)」を指摘されたりしたことが心理的負担となり自殺したということで、
遺族は8日、「ゼリア新薬」と、研修を実施した「ビジネスグランドワークス」や講師を相手取り、約1億510万円の損害賠償を求める裁判を東京地裁に起こした。

研修を実施した「ビジネスグランドワークス」は、「全く弊社に落ち度はない」とコメントしている。

配信2017年8月8日 17:24
日テレニュース
http://www.news24.jp/articles/2017/08/08/07369336.html