8/24(木) 22:53配信 Web東奥

 八戸第一養護学校のスクールバスが22日午前、業務運行中の1時間ほどの間に3回の自損事故を起こしていた問題で、運転手の男性(66)=県南地方在住=から、警察による事故後の呼気検査でアルコールが検出されていたことが24日、分かった。同校がバス運行を委託する仙台市の業者が明らかにした。男性は同日付で退職したという。

 業者によると、運転手男性は聞き取りに対し、21日午後6時ごろから自宅でビールや焼酎のお湯割りを数杯飲み、同11時ごろに就寝したと回答。22日は普段通り午前5時前に起床して同6時ごろ学校に到着、バスの点検など業務準備に当たったという。八戸署は、アルコールが検出された男性の処分などについて詳細は明らかにしていない。

 業者の責任者は24日、取材に「業務前日には飲酒を控えるよう指導してきたが、このような事故が発生してしまい大変申し訳ない。事実を重く受け止め再発防止に努めたい」と陳謝。スクールバス運行では義務づけられていない運転手の業務前呼気検査は実施していなかったとし「今後は導入するなど管理体制を整える」と語った。

 24日までに業者側から経緯報告を受けた同校の中村健校長は「子どもたちの命を預かる運転手からアルコールが検出されたことは許されないことで、謝って済む問題ではない。(業者の)再発防止策を確認したい」と話した。

 男性は22日午前7時10分ごろから児童・生徒を迎えるためスクールバスを運転し、出発直後と同7時半ごろ、同8時ごろの計3回、立て続けに自損事故を起こした。けが人はいなかった。同校は事故以降、スクールバス運行を見合わせており、しばらくは保護者に送迎を依頼するという。

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