2030年度末の開業を目指す北海道新幹線札幌延伸で、札幌―新小樽(仮称)間に設けられる「札樽トンネル」(約26キロ)の札幌市側の出入り口が、中央区北6西10に設けられることが分かった。新幹線が旅客を乗せて札幌の地上を走るのは、在来線に沿って、札幌市の所有地に造られる高架の約1キロ区間となる。

建設主体の鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)が23日夜に札幌市内で開いた住民説明会で、「新幹線は石山通をくぐって、すぐの(在来線脇の)緑地帯(中央区北6西10)で地上に出る」と明らかにした。機構によると、札樽トンネルは新小樽駅側から手稲山を貫き、札幌市手稲区西宮の沢付近から札幌市街地に入り、函館線に沿って建設する。

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配信08/25 08:58 更新
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