工場のすべてのポテトサラダからO157検出されず | NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170826/k10011113681000.html

8月26日 16時02分

埼玉県と群馬県の同じ系列の総菜店で販売されたポテトサラダを食べた12人からO157が検出された問題で、保健所が食品工場に残っていたポテトサラダのサンプルすべてを検査した結果、O157は検出されませんでした。保健所は工場での製造から店での加工販売までの過程の中で混入経路を特定することにしています。
今月7日から中旬にかけて、総菜店「でりしゃす」の埼玉県熊谷市にある籠原店と熊谷店、前橋市の六供店、伊勢崎市の連取店で加工販売されたポテトサラダを食べた16人が腹痛などを訴え、このうち12人から腸管出血性大腸菌、O157が検出されました。

保健所は、高崎市の食品工場が今月に入って製造した10日分のポテトサラダのサンプルを新たに検査したところ、O157は検出されなかったと、26日発表しました。

保健所によりますと、これで工場に残っていたサンプルはすべて検査したということです。またこれまでに、工場内の調理器具や作業台などの設備、埼玉県内の2つの店舗からもO157は検出されませんでした。

保健所は、引き続き、食品工場の従業員の検便を進めるとともに、工場での製造から店での加工販売までの過程の中で混入経路を特定することにしています。