信金が孫に暗証番号変更応じる

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/sapporo/7003457861.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

ことし5月、砂川市の山林で女性の遺体が見つかり、キャッシュカードから
現金が引き出された事件に関わった孫の男が滝川市内の信用金庫の窓口で
本来は本人しかできないはずの暗証番号の変更手続きを行っていたことが捜査関係者への取材で新たにわかりました。

ことし5月、砂川市の山林で佐々木けい子さん(83歳)が遺体で見つかった事件では、
佐々木さんを死亡させてキャッシュカードを奪い、コンビニエンスストアのATMから
多額の現金を引き出したとして親族の男が起訴され、佐々木さんの孫の男も事件に関わったとされています。

この事件では、男らがどのようにキャッシュカードの暗証番号を入手したのかわかっていませんでしたが、
その後の調べで、孫の男が佐々木さんが口座を持っていた金融機関の窓口に直接出向いて
本来は本人しかできないはずの暗証番号の変更手続きを行っていたことが捜査関係者への取材で新たにわかりました。

この金融機関は、滝川市内に本店のある北門信用金庫で、窓口を訪れた孫は
佐々木さんの通帳や印鑑、それに保険証などを持参し、
「遠くで入院している祖母の医療費が必要だが、暗証番号が分からず困っている」
などと説明したということです。

北門信用金庫の担当者は、NHKの取材に対し、
「今回は相手が孫かどうかも書類で確認しないまま手続きに応じてしまった。
今後は対応方法を改めたい」と話しています。

08/30 08:11