防災の日の1日、各地で地震や津波を想定した訓練が行われた。

南海トラフ巨大地震で被害が想定される高知県では企業や学校などが参加し、一斉に身を守る行動を取る「シェイクアウト訓練」が県内全域であった。

シェイクアウト訓練は、姿勢を低く▽頭を守り▽動かない−−の3点を地震発生時に実践し、安全確保をとっさに行えるようにすることが狙い。

高知市の朝倉中央保育園では園児約130人が訓練に参加し、園庭で姿勢を低くして頭部を守った。その後、防災頭巾を着けて近くの高知大へ避難した。岸本章子園長(59)は「子供たちには、いざという時に自分や友達を守る方法を身につけてほしい」と話した。【岩間理紀、柴山雄太】

職員とともに姿勢を低くする園児ら=高知市曙町の朝倉中央保育園で2017年9月1日午前9時53分
https://cdn.mainichi.jp/vol1/2017/09/01/20170901k0000e040284000p/9.jpg?1

配信2017年9月1日 12時44分(最終更新 9月1日 12時48分)
毎日新聞
http://mainichi.jp/articles/20170901/k00/00e/040/283000c