ナラの木の根元で発見されたカエンタケ=8月31日、仙台市青葉区芋沢の山林
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触るだけでも危険な猛毒キノコのカエンタケが、今年も7月末ごろから仙台市内各地で見つかっている。市保健所は「今後、発生が本格化する可能性もある。絶対に触ったり食べたりしないでほしい」と注意を呼び掛けている。

カエンタケは赤色やオレンジ色で、夏の終わりから初秋にかけて、病気で樹勢が衰えたブナやコナラなど広葉樹の根元に発生することが多い。触ると皮膚がただれ、少量でも食べると発熱などの症状が出る。最悪の場合、脳神経障害により死亡した例もある。
市や市内のキノコ採り愛好家らでつくる仙台キノコ同好会によると、7月末に青葉区の蕃山で見つかったのを皮切りに、8月末には同区の青葉山公園の遊歩道や吉成保育所周辺など、市民の目に付きやすい場所でも発見された。

同好会の佐藤正基副会長は「ナラ枯れが仙台でも近年見られるようになったことに伴い、発生例も増えているようだ」と指摘する。
市はホームページでカエンタケなど毒キノコの特徴や食中毒対策などを紹介したり、カエンタケの発見場所付近に注意喚起の表示を掲げるなどの対策を講じている。

市保健所の担当者は「カエンタケを発見したときには、市など土地の管理者に通報してほしい」と話している。

配信2017年09月02日土曜日
河北新報
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