【北京時事】トランプ米大統領と中国の習近平国家主席は6日夜、電話会談し、緊張が高まる北朝鮮情勢について協議した。

 中国中央テレビによると、習氏は「平和的解決という大きな方向を堅持する。核問題の解決は結局、対話交渉によらなければならない」と述べ、長期的に解決への道を模索する考えを強調。トランプ氏は朝鮮半島情勢に深い懸念を示し、早期解決に向け中国側と連携を強化する意向を示した。

 国連安全保障理事会では北朝鮮の6回目の核実験を受け、米政府は11日にも制裁強化決議の採択を目指す。中国は北朝鮮への強い制裁に難色を示しており、トランプ氏は習氏に協調対応を強く促したものとみられる。 

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